小さな恋の歌
あたしは言葉を失った。


一瞬世界が凍りついたような感覚に襲われる。


重なった2人の唇をあたしは、はっきりとこの目で見てしまったのだ。


「キャハハ、一夏かわいー!!」


「うるせーな!!」


愛莱先輩から目を反らす一夏。それは照れてる証拠だよね…

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