神 話 
山のふもとにかすかな道の気配を探しだされた火の神様は、その道をたどりながら木々の間をかき分けるようにして進んで行かれました


そうして真の姿のままでいてはせっかく繁った木々たちを傷めてしまうことに気付かれて、人々と同じ姿を取ることになされました


人々と同じ姿を取られた火の神様が再び道にそって進み始めようとなさった時でした


突然、木々の陰から鋭く光るモノが火の神様へ向かって突き出されて来たのでした
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