ぴーす
でもやっぱり、家族に気を使って生きていくのは中々つらいものがある。
今高校1年生の私。
中学3年生の途中からそうやって生活してきたから、そんなに長い間って訳でもないのに…
時々、すごい時間が経ったように感じる。
そう…
もう何年もここで立ち止まっていて一向に進まない、そんな感覚にとらわれてしまうの。
「…ごちそうさま」
なんとかご飯を全部食べた私はそう言って箸を置き、自分の部屋へと戻って行った。