イジワル王子の溺愛




「……げ。」






リビングに行くと、当たり前のようにあたしの家族と食卓を囲む笑顔の翼があたしを見た








「おはよ、椎香。早く来いよ」






「……う、うん。」






「もう椎香遅いわよ、翼くん待ってくれてるんだから」






お母さんがごはんをつぎながらあたしを見る





「…ごめん」





「ほら、早く食べちゃいなさい」







急かされて席にー…翼の隣に座る










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