イジワル王子の溺愛





「…そんな…っよ、く…っ」








おば様が泣き崩れた





助かる可能性が、低い?







嘘でしょ?ねぇ、翼








「これから病室に移します。ご家族の方はこれからのお話をしましょう」







瀬山先生はそう言っておば様の背中を押した







そしてあたしの前を通り過ぎる前に、あたしに一枚の紙を押し付けた






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