イジワル王子の溺愛



「…え…」






瀬山先生はあたしに頷くと、おば様達を別室に連れて行った







残されたあたしと充くん







「それ、なに?」





「…さぁ…」






あたしは半信半疑で渡された紙を開いた






【病室は608号室だ。頑張れ】






瀬山先生……







あたしはそれをきつく握りしめた









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