イジワル王子の溺愛



「…そう。でも前向きに考えなさいね?お母さんもお見合いの方考えておくから」






「……うん、わかった」







じゃあこれからお見合い地獄になるかも






そう考えていたら家のチャイムが鳴った






―――あ








「翼くんじゃない?椎香いってらっしゃい」






「……いってきます」







鞄を手にとり、重い足取りで玄関に向かった











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