イジワル王子の溺愛






「よかったわ翼ー」





「うわ、ちょっ、母さん離れて」






それからすぐに駆けつけた両親は、泣きながら俺の目覚めを喜んでいた






「本当にだめかと思ったぞ」




「わたしは信じてたわよ翼」





「わかったよ。父さんも母さんも、心配させてごめん」






顔見てたらわかる





母さんも父さんも疲れた顔してる





< 331 / 360 >

この作品をシェア

pagetop