イジワル王子の溺愛



「さすがだね、翼くん」






バレーボールを回しながら、あゆ美があたしの肩から顔を出した






あゆ美は元バレー部







「…あんなの、ただカッコつけてるだけじゃん」





「えー?何憎まれ口たたいてるのー?」







ニヤニヤしてるあゆ美





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