不良少女

不良少女

「なんで?」


幸は有り得ないと言うことを
訴えたそうな顔をしている


「なんでって?」


「なんでここにいるの?」


幸の声は今でも崩れそうだ


「幸が心配だからだよ」


あたしは優しくそう言った


「だって..あっあたし優愛ちゃんにっひっひっどい事したのに」


幸はもう涙が止まらない
状態だ


「落ち着いて幸 あたしは幸を信じてるから」


「ゆっゆうあちゃっん..」


「ん?」


「ごっごめんね」


あたしはあえて
何も言わなかった


「それより体は?」



「大丈夫..」
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