桜並木で出逢った小さな恋
桜の舞い散る季節…桜並木で出逢った君に僕は恋をした…
とある日、俺は喉が渇き飲み物を買いに行くことにした。
翔「はぁ…すっかり桜も満開になっちまったな…大学のやつらは女も作って楽しんでるみたいだし…」
自販機の横のベンチには1人の少女が座っていた
翔「なんだこいつ…まあ良いや。飲み物でも買うか…」
翔がズボンのポケットから財布を出し小銭を出そうとすると手が滑り小銭が地面に散らばる
翔「あっ…やべっ!ついてないな…」
翔が小銭を拾おうと手を伸ばすと彼女の手が当たった
翔「あっ!すっすいません…」
?「いえいえ…大丈夫ですよ…♪」
その少女は翔の顔を見つめると優しく微笑んだ
翔「かわい…げふんげふん。ありがとうございます」
?「もしよろしければお名前を教えてもらえませんか?」
翔「えっ?あぁ…俺の名前は翔だけど?」
歌南風「私の名前は歌南風だよ」
翔「えっ?歌南風?」
歌南風「そうだよ?もしかして聞き覚えある?」
翔「いや…昔そんな名前のやつが居たなと思って」
歌南風「そういうことか」
翔「おっおう…(なんだこいつ…よくわかんないやつだな)」
そういうと翔は立ち去ろうとした
歌南風「あっ行かないで…」
翔「えっ?なにか用事があるの?」
歌南風「これ…」
そういうと彼女はジュースを渡した
翔「あっ…悪いな…ジュースでも飲むか?」
歌南風「良いの?」
翔「別に構わないぞ。なにが飲みたい?」
歌南風「オランジーナ…」
翔「おっ…おう…」
そういうと翔は飲み物を渡し隣に座る
歌南風「………」
翔「………(気まずいな)」
二人の間に気まずい時間が流れる
歌南風「あっ…」
翔「あの!」
二人が同時に口を開いて喋ると顔を赤くしながら
また黙り込み無言になる
翔「どっどうした…?」
歌南風「えっと…あの…」
翔「どうしたんだよ////」
歌南風「えっ…私と友達になってくれませんか?」
翔「いきなりだな…でも俺なんかで良いのか?」
歌南風「わたし友達少ないので…」
翔「なるほどな。だからそういう喋り方なのか」
歌南風「えっ?私の喋り方おかしいですか…?」
翔「別にそんなことねえけど」
歌南風「そうですか…」
翔「友達いないのか?」
歌南風「はい…」
翔「そうか。しゃーねな。俺が友達になってやるよ」
そういうと歌南風の顔は笑顔になる
歌南風「ありがとうです♪」
歌南風「久しぶりに友達が出来て嬉しい」
翔「そんな友達出来なかったのか?」
歌南風「うん…色々あったから」
翔「いじめか?」
歌南風「まあそんな感じ…」
そういうと悲しそうな顔をする
翔「俺が守ってやんよ」
歌南風「えっ…?」
翔「悪い…いきなり…」
歌南風「あっ…えっと…////ありがとね…////」
顔を真っ赤にしながら翔の目を見つめ
翔「なっ…なんだよ」
歌南風「ちょっと暑くなっ…」
倒れそうになる歌南風を抱き寄せ
翔「おいっ!大丈夫か?」
歌南風「ちょっと…頭がくらっとしただけだよ…」
翔「お前病気なのか…?」
歌南風「病気じゃない…」
翔「本当か?」
歌南風「本当だよ…」
翔「そうか」
歌南風「ごめんね…」
翔「あやまんなよ」
歌南風「うん…」
翔「あのさ…これ俺の電話番号なんだけど…」
歌南風「えっ…?」
翔「もしもの話だけどさ、俺にできることがあれば何でもしてやっから…」
歌南風「ありがとね…♪」
そういうと彼女の顔はまた笑顔になった
歌南風「それじゃ…また逢えるよね…?」
翔「逢えるに決まってるだろ。心配すんな」
歌南風「うん♪それじゃまたね♪」
翔「おう!」
そして二人はそれから連絡を取り合う仲になり夏には
付き合うことになった
だが二人の幸せはそこまで長いものではなかった
紅葉が舞う季節に差し掛かった10月
歌南風がデートに中に倒れた
原因は重い心臓病…それを聞かされた翔は
今まで一緒に居た自分が気づかなかったことに
イライラしていた
翔「なんで言ってくれなかったんだよ…」
歌南風「ごめんなさい」
翔「あやまんなよ…」
歌南風「うん…」
翔「………」
歌南風「今日はもう遅いから帰った方がいいよ」
翔「あぁ…わかった」
歌南風「またね…」
翔「またな」
そして翔は病院を出て家に帰った
翔「暇だな…」
ベットの上で寝転がってた翔のもとに電話がかかってきた
翔「もしもし…えっ…分かりました!今すぐ行きます」
翔のもとにかかってきた電話は病院からだった
歌南風の病室について見たのは弱りきった
歌南風の姿だった
翔「ウソだろ…歌南風…?」
翔「おいっ…聞こえてるんだろ?なあ!」
翔の声が聞こえると歌南風のは目を開けた
歌南風「翔…おはよ…」
翔に優しく微笑みかける
翔「バカやろ…なんで…」
歌南風「翔は覚えてるか知らないけど…私は前に翔と逢ってたんだよ」
翔「えっ…?」
歌南風「小さい頃にいじめられてたとき助けてくれたの…」
翔「あの時の女の子って…歌南風だったのか」
歌南風「えへへ…ビックリしたでしょ…」
翔「おまえ…」
歌南風「わたしさ…まだ死にたくない…いやだよ…翔と一緒に…」
翔「お前はまだ死なねえよ…死なせない…」
歌南風「そうだよね…またあの桜並木で逢えるよね…」
翔「絶対だ…」
歌南風「翔…大好きだよ…」
翔「俺も好きだよ…」
歌南風「…………」
翔「えっ…歌南風…?」
歌南風が最後に大好きと言って以来
歌南風がしゃべることはなかった
翔「はぁ…すっかり桜も満開になっちまったな…大学のやつらは女も作って楽しんでるみたいだし…」
自販機の横のベンチには1人の少女が座っていた
翔「なんだこいつ…まあ良いや。飲み物でも買うか…」
翔がズボンのポケットから財布を出し小銭を出そうとすると手が滑り小銭が地面に散らばる
翔「あっ…やべっ!ついてないな…」
翔が小銭を拾おうと手を伸ばすと彼女の手が当たった
翔「あっ!すっすいません…」
?「いえいえ…大丈夫ですよ…♪」
その少女は翔の顔を見つめると優しく微笑んだ
翔「かわい…げふんげふん。ありがとうございます」
?「もしよろしければお名前を教えてもらえませんか?」
翔「えっ?あぁ…俺の名前は翔だけど?」
歌南風「私の名前は歌南風だよ」
翔「えっ?歌南風?」
歌南風「そうだよ?もしかして聞き覚えある?」
翔「いや…昔そんな名前のやつが居たなと思って」
歌南風「そういうことか」
翔「おっおう…(なんだこいつ…よくわかんないやつだな)」
そういうと翔は立ち去ろうとした
歌南風「あっ行かないで…」
翔「えっ?なにか用事があるの?」
歌南風「これ…」
そういうと彼女はジュースを渡した
翔「あっ…悪いな…ジュースでも飲むか?」
歌南風「良いの?」
翔「別に構わないぞ。なにが飲みたい?」
歌南風「オランジーナ…」
翔「おっ…おう…」
そういうと翔は飲み物を渡し隣に座る
歌南風「………」
翔「………(気まずいな)」
二人の間に気まずい時間が流れる
歌南風「あっ…」
翔「あの!」
二人が同時に口を開いて喋ると顔を赤くしながら
また黙り込み無言になる
翔「どっどうした…?」
歌南風「えっと…あの…」
翔「どうしたんだよ////」
歌南風「えっ…私と友達になってくれませんか?」
翔「いきなりだな…でも俺なんかで良いのか?」
歌南風「わたし友達少ないので…」
翔「なるほどな。だからそういう喋り方なのか」
歌南風「えっ?私の喋り方おかしいですか…?」
翔「別にそんなことねえけど」
歌南風「そうですか…」
翔「友達いないのか?」
歌南風「はい…」
翔「そうか。しゃーねな。俺が友達になってやるよ」
そういうと歌南風の顔は笑顔になる
歌南風「ありがとうです♪」
歌南風「久しぶりに友達が出来て嬉しい」
翔「そんな友達出来なかったのか?」
歌南風「うん…色々あったから」
翔「いじめか?」
歌南風「まあそんな感じ…」
そういうと悲しそうな顔をする
翔「俺が守ってやんよ」
歌南風「えっ…?」
翔「悪い…いきなり…」
歌南風「あっ…えっと…////ありがとね…////」
顔を真っ赤にしながら翔の目を見つめ
翔「なっ…なんだよ」
歌南風「ちょっと暑くなっ…」
倒れそうになる歌南風を抱き寄せ
翔「おいっ!大丈夫か?」
歌南風「ちょっと…頭がくらっとしただけだよ…」
翔「お前病気なのか…?」
歌南風「病気じゃない…」
翔「本当か?」
歌南風「本当だよ…」
翔「そうか」
歌南風「ごめんね…」
翔「あやまんなよ」
歌南風「うん…」
翔「あのさ…これ俺の電話番号なんだけど…」
歌南風「えっ…?」
翔「もしもの話だけどさ、俺にできることがあれば何でもしてやっから…」
歌南風「ありがとね…♪」
そういうと彼女の顔はまた笑顔になった
歌南風「それじゃ…また逢えるよね…?」
翔「逢えるに決まってるだろ。心配すんな」
歌南風「うん♪それじゃまたね♪」
翔「おう!」
そして二人はそれから連絡を取り合う仲になり夏には
付き合うことになった
だが二人の幸せはそこまで長いものではなかった
紅葉が舞う季節に差し掛かった10月
歌南風がデートに中に倒れた
原因は重い心臓病…それを聞かされた翔は
今まで一緒に居た自分が気づかなかったことに
イライラしていた
翔「なんで言ってくれなかったんだよ…」
歌南風「ごめんなさい」
翔「あやまんなよ…」
歌南風「うん…」
翔「………」
歌南風「今日はもう遅いから帰った方がいいよ」
翔「あぁ…わかった」
歌南風「またね…」
翔「またな」
そして翔は病院を出て家に帰った
翔「暇だな…」
ベットの上で寝転がってた翔のもとに電話がかかってきた
翔「もしもし…えっ…分かりました!今すぐ行きます」
翔のもとにかかってきた電話は病院からだった
歌南風の病室について見たのは弱りきった
歌南風の姿だった
翔「ウソだろ…歌南風…?」
翔「おいっ…聞こえてるんだろ?なあ!」
翔の声が聞こえると歌南風のは目を開けた
歌南風「翔…おはよ…」
翔に優しく微笑みかける
翔「バカやろ…なんで…」
歌南風「翔は覚えてるか知らないけど…私は前に翔と逢ってたんだよ」
翔「えっ…?」
歌南風「小さい頃にいじめられてたとき助けてくれたの…」
翔「あの時の女の子って…歌南風だったのか」
歌南風「えへへ…ビックリしたでしょ…」
翔「おまえ…」
歌南風「わたしさ…まだ死にたくない…いやだよ…翔と一緒に…」
翔「お前はまだ死なねえよ…死なせない…」
歌南風「そうだよね…またあの桜並木で逢えるよね…」
翔「絶対だ…」
歌南風「翔…大好きだよ…」
翔「俺も好きだよ…」
歌南風「…………」
翔「えっ…歌南風…?」
歌南風が最後に大好きと言って以来
歌南風がしゃべることはなかった