シャープペンシル〜私の真ん中に先生〜
「あ!もしかして、恋の病とか!?」


目をキラキラさせながら、愛実は自分の顔をあたしに近づけた。



2人とは、あまり恋の話をしたことがなかった。


2人共すごく良い友達だけど、麻子ほど信頼できる仲ではなかった。



もし先生のことを話したとしても、茶化さず真剣に聞いてくれるだろう。


だけど、今は話す気にはなれなかった。





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