シャープペンシル〜私の真ん中に先生〜


「話って…なに?」


あたしがそう聞くと、仲野くんは深呼吸をしてから真っ直ぐとあたしの目を見た。



「えっと…実は俺……好きな人がいて…。」


「うん…」



あたしは初めての状況にドキドキしていた。




「その人っていうのが……島田なんだ。だから…良かったら俺と付き合って下さい。」




仲野くんはあたしにも分かるぐらい声が震えていた。





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