調○彼女
「へ?何を?」

「何ってー、何しにここに来てんの?ナニしに来てるんでしょうが!」

先輩は真顔でおかしな事を言ってる…何がナニ?ナニ?

「ほら」

座りながら手をさし伸ばした

私はゆっくり立ち上がって先輩の手を取ろうとした…が、何で手を取らなきゃいけないのかに気付いて引っ込めた。

「何するんですか?」

「ナニするんだよ…」

「はい?」

「ほら、調教の時間だよ」

私は真っ赤になって先輩から一歩後ろに下がった

何て事あっさり言うのよ!バカ先輩!!!

「じゃあ先生に言うぞ!ばれたら停学?退学?もしかしたら警察…」

「あー!わかりました、すいません、すいません!何をすればいいですか?」

もうーイヤダー!でも捕まるよりマシかな〜

「俺の足の上に座って」

「ええぇー!?」

「ほら、早く」

「わ、私重いですから…」

「関係ないから早く跨いで!」

「え!?跨ぐの?無理!」

「あ、そう…、じゃあ警察…」

「すいません、今やりますってばー!」

私は先輩の肩に手をかけてゆっくりと跨ぎ、ベンチに膝をついて太ももに座った…
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