調○彼女
「休み?」

「はい…二週間くらい。もうすぐ試験だからちゃんと勉強しないと…」

そう、私は生徒会副会長だし、清楚可憐を演じているのに、成績が実は良くない…
凜に言わせれば、『そこが女子から嫌われない所なんじゃない?』っていうことだけど、頑張らなければ下がっていくし、受験がなくたってこれからはもっとテストが増えてくるから、ひとつずつしっかりやらないと…
何より品行方正って言われたいし…

「あー、マジショック…」

「え?」

「だってその間何にも出来ないし、会えないんでしょ?これは俺にも分が悪い…」

そんなもんなの?

「まあ、でも仕方ないな…理由が理由なだけに…」

先輩が明らかにしょんぼりしちゃった…

なんかごめんなさい…

「私いつも学校閉まるまで図書館にいるので、暇な時は来て下さい。なんかわからないこと教えてくださいよ」

「うん…まず、じゃ勉強は明日からにして、しばらく会えないなら、体に覚えさせておかなきゃね…」

「…?何を?」

「俺にヒメを。ヒメに俺を。」

ま、ま、また何て事言うの!!エロ先輩!

「ホントにやるよ?」
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