調○彼女
せ、先輩!!

「おい!コラ!汚すな!お前らとは違うんだから!」

「だって光クンだよー?キスがゴールだと思ってそうじゃん!」

ぷぷっ。先輩って…

先輩って見事に隠してるんだな…

「いい?ニブイ奴には女から突撃していいんだからね!」

「はい!」

私は爆笑しそうなのを堪えた

先輩、心配してくれてありがとうございます
…でも私達には秘密があるんです

秘密の時間…秘密の場所…


私達は放課後、誰にも内緒で肌を合わせる…

唇を合わせる、グミが何個も無くなるまで

何度も重ねる

秘密を


秘密を重ねる










「…愛してる」



「愛してる…」






俺だけの姫…



私だけの光…
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