3度目の結婚
ひなたの実家に行った時に、ひなたのお母さんからも
俺が、本気であること。そして出来たらすぐにでも
結婚したいが、ひなたのまだ心の準備が整っていないが
整い次第、籍を入れたいと頼んだ。

親父のサインがあったため、快く応じてくれた。

ひなたの書き終わった婚姻届を持って、区役所に行き
その足で、実家に行った。

親父達に、ひなたの妊娠を伝えたら、二人は大喜び。

二人は、本当に孫は諦めていたと思う。

姉貴には、無理だし、俺もひなたに会う前は、結婚どころか
付き合っている相手すらいなかったから。

二人のハイテンションに、ひなたは驚いていたが、でも
本当に、俺が一番うれしい。

俺の計画通りだ!!!

マンションに帰って来てから、ひなたにお母さんに
電話をし、姉貴にも電話をした。

その後、ひなたは真理ちゃんに電話をし、二人で
泣いていた。

姉貴に電話をした際、本当に喜んでくれた。

「姉貴、ひなたが妊娠した。」

「えっ、本当。本当に!やったね、隆!籍はどうした?」

「今日、入れてきた。」

「おめでとう。隆の計画通りだね。フフッ」

「まぁーね。姉貴、迷惑かけるけど、仕事の方
 頼むよ」

「わかっているわよ。私たちの大事なひなただから
 無理は、させない」

「悪いな!」
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