3度目の結婚
「あなたは、その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも
 悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し
 これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を
 尽くすことを誓いますか?」

「はい、誓います。」

「あなたは・・・・・・・・・・・・・・ 誓いますか?」

「はい、誓います。」

そして、指輪の交換をし、キスをした。

二人で、教会を出たら、ライスシャワーが降ってきた。

教会をバックに、皆で記念写真を撮ったりした。

私のブーケは、幸恵さんに渡し

「幸恵さん、これから先のパートナーを見つけてください」

「ひなた・・・。ありがとう・・・・グスン・・・・」

「幸恵さん・・・・。」

皆に温かく見守られながら、素敵な式を挙げることが出来た。

昼食を、ホテルのレストランで会食し、午後は各自、沖縄を
堪能した。

明日は、またそれぞれの町へと帰らなくてはならないから、
皆は、残り少ない時間を有効に使ったようだ。

私たちは、のんびりと散歩を楽しんだり、お土産を買ったり
して、夕食は、地元の沖縄料理を堪能した。

「今日は、疲れただろ?大丈夫か?」

「うん、大丈夫だよ。隆さん、本当にありがとう
 そして、これからもよろしくお願いします。」

「ひなた・・・。こちらこそ・・」

自然と、二人の唇が重なり、「ひなた、今日だけいいか?」

「うん、私も、隆さんが欲しい・・・」

「優しくするけど、お腹が張ったり、痛くなったりしたら
 必ず、言うんだぞ。」

「わかった・・・んっ・・・あっ・・・・・」

妊娠が分かってから、初めて体を重ねた・・・。
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