3度目の結婚
side TAKASI

先週から、ひなたに、妊娠中毒症の症状が見られ始めた。

1週間様子を見て、今日、また検査をして、酷くなっているようなら
今日、そのまま入院させるつもりだ。

入院の用意もし、ひなたと部屋を出ようよ思ったら・・・・

「うっ、痛い!い・た・・・・・・・」

「どうした、ひなた! ひなた!おい、しっかりしろ!ひな・・・・」

俺は、言葉を失った。

なぜなら、ひなたの足元に、血が・・・・・出血していたのだ・・・。

「親父・親父・救急車・救急車呼んでくれ!」

「「どうした?(どうしたの?)」」

親父達が、飛んできた。

「「ひなたちゃん」」

俺たちの様子を見て、すぐに親父は、救急車を呼んだ。

俺は、救急車が来るまでに、病院に電話をし、沙紀に
すぐに手術が出来るように手配した。

あと、小児科の先生にも待機してもらうように頼んだ。

ピーポーピーポーピーポーピーポー

病院に着くと、高橋と沙紀と看護師が待機していた。

「海藤君、状態はどんな?」

「出血している。たぶん胎盤剥離だ。」

「今、35週で双子だから2000あるか、ないかだわね」

「あぁー、小児科は、誰が来てくれる?」

「綾が待機しているわ。」

「そっか、それなら心強いな」

ガラガラガラガラ・・・・・・・・手術室へ向かった。
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