3度目の結婚
side HINATA

ここは、どこ?

あれ、私・・・・どうしたんだろ・・・・?

私の周りは、綺麗なお花が沢山咲いていた。

あれ・・・あれは、父さん?

「父さん!」

「おーひなた」

「父さん、会いたかった・・・」

「ひなた・・。父さんは、いつもひなたを見ていたよ」

「父さん。ごめんね、心配ばかりかけて・・・。」

「でもね、私ね、幸せになったんだよ。
 あのね隆さんと・・・・あれ・・隆さんはどこ?
 父さんに、隆さん、紹介したいのに・・・」

「ひなた、よく聞きなさい。
 お前は、まだこっちの世界に来ちゃ行けないんだ。
 お前には、まだやらなきゃならない事が沢山ある。
 父さんは、いつでもお前たちを見守っているから
 だから、お前は、お前の世界へ帰りなさい。
 ほら、この道を行くんだ!
 そうすれば、お前の愛しい人たちが待っている。
 さぁー行くんだ、ひなた。」

「うん、分かった。父さん、ありがとう。
 私、頑張るね!」

「あぁー、母さんを頼んだぞ」

「わかった。ありがとう」

私は、父さんに言われた道を歩き始めた。

歩いて行くうちに、眩しい光が見えてきた・・・・・。
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