3度目の結婚

「ただいま」

「「「お帰りなさい」」」

お義父さん達だけじゃなく、幸恵さんも出迎えてくれた。

「順子さん、ありがとうございました。」とお義母さんは
母を労い、お義父さんは、私たちに「お疲れ様」と労って
くれた。

幸恵さんは、一番に、蓮と凛に向かって、「やっと帰って来れたね」
と大はしゃぎ！

「とにかく、リビングでお茶にしましょ。蓮と凛は、リビングの
ベットに寝かせましょ！」

皆で、リビングに移動し、子供達は、ベットに寝かし、私たちは
ティータイムとした。

暫くは、私たちの寝室にベビーベットを置き、子供達の世話を
する。

母は、もうしばらくこっちにいてくれることになり、正直
助かる。

初めての子育てなのに、双子だ。

何をどうしたらいいのか、全くわからない。隆さんも、お義母さん
達もいるから、普通の家庭よりは恵まれているはずだが、母は、
甥っ子達の面倒も見ていたので、正直頼りになる。

そんなことを考えていたら、「グスン・グスン・・・ギャー・・・」

蓮が泣き始めた。時間的におっぱいの時間なので、2回の寝室へ
連れて行って、授乳をしていたら、今度は、凛が泣き始めて
隆さんが連れてきた。

蓮の授乳が終わって、すぐに凛の授乳を始める。

その間に、隆さんが『ゲップ』をさせてくれる。

連携作業だ！　

子供達が手元に来てくれ嬉しい！　だが、現実は厳しいことを
これから日々実感するのであった。