3度目の結婚
「あーさっぱりした。おーうまそー。ねーさんが・・・
　ここまでできるわけないか。」

「ちょっと、酷い言いぐさね。人の家にごはん食べに
　着ておきながら。」

「だって、俺が作るよりはいいじゃん！」

「全く、あんたは！さー食べましょ。ひなたも
　座って。」

と、三人で遅めの夕ご飯を食べ始めた。
食べながら、隆さんが足の具合を聞いてきたり
幸恵さんとのやり取りを聞いたりと楽しい
ひと時を過ごした。

「あーうまかった。ひなたちゃん、料理上手だね」

「ありがとうございます」

「ひなたは、本当に上手よね。野菜料理なんか
　結構レパートリー広いわよね。」

「そんなー、普通ですよ」

などと会話をしていたら、隆さんが眠くなったみたいで、
客間にしている部屋へともぐった。
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