3度目の結婚
隆さんが、私を抱き上げベットへ降ろした。

そして、私に覆い被さり、耳たぶに、首筋に
唇を落としてきた。

唇や舌が首や鎖骨をなぞりながら、着ていた服も
だんだん脱がされていった。

いつの間にか、お互いが生まれたままの姿になり
隆さんは、体中にキスを落とし、指は、私の体に
快感をあたえた。

「あっ・・・・・たか・・・・し・・・さん・・あっ」

「どうした、ひなた、イキたいならイケ」

「わっ・・・からない・・・でも・・・こわい・・・あっー」

私は、生まれて初めての快感に体が震えた。

そして私たちは、ひとつになり、幾度となくイカされ、
隆さんが私の体を解放したのは、明け方だった。


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