3度目の結婚
「もー信じられない! 私には高度すぎます。」

「クックックッ 何で?だってひなたの体は、全部見たから
 いいじゃないか。」

「暗いのと明るいのでは、違うんです。」

と、無理やり二人で浴びたシャワーのことで、やり取りを
しながら、私は朝食の準備をした。

昨夜、チラシ寿司にしたので、今朝は、サンドイッチにした。

サンドイッチにコーヒー。デザートにフルーツだした。

「サンドイッチも美味いな。」

「簡単なものですみません。でもまだありますから
 たくさん食べてくださいね。隆さん、今日は一日
 お仕事ですか?」

「あー、今日は日直だ。どーした?寂しいか?」

真っ赤になりながら
 
「ち・ちがいます。よかったら昨日のチラシ寿司で
 お稲荷さんを作ったので、お昼にいかがと思って。」

「おーサンキュー。いただくよ。ありがとう」

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