3度目の結婚
ご飯を食べ終え、後片付けをしている時
隆さんが、後ろから抱きついて来た。

「ちょっ、ダメでしょ。もう少しで終わるから
 向こうへ行ってて。」

「んー、いいじゃないか。ひなたに触っていたいから」

「ダメ。お風呂もまだだし、お願い、もう少し待ってて」

と、上目使いで懇願したら、かえって隆さんのスイッチが
入ったらしく、いきなり荒々しいキスをしてきた。

「ふっ・・・・・。ぁっ・・・・・。」

「駄目だ、ひなた、抱かせろ。」とキッチンなのに・・・。

そのまま、キッチンでしてしまった・・・・・。

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「もぉー、知らない!」

「だって、ひなたが煽ったんだもん!」

「だもん!って、子供じゃないんだから!場所を考えて
 お風呂行って来ます。」

と、怒りながら私はお風呂に入った。

髪を洗っていると、『カチャ』「んー?」

「ひなたちゃん、洗ってあげるよ。」

「た・たかしさん、、なんで・・・。」

「ん、一緒に入りたかったから。」

「ん、もうー・・・・。」

反論する気も失せ、私は、また隆さんの良いように
弄られた。

全く、これで、本当に40近いとは思えない!と心の中で
呟き、反面喜んでいる私がいることは、内緒!
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