センパイとワタシ

 
 ある程度離れたところでやっと息を吐いた。


「サンキュー。やっぱり持つべきものは友だな!」

「…当たり前のことをしただけだ。純が困ってるのを見捨てるわけにはいかないだろ」


 純も俺と同じで体育祭で青団の応援団員。

 こいつがいると心強いぜ!


「さてと、朝の打ち合わせに行くぞ」

「おうっ!!」




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