セブンソード~七聖剣物語~
しばらく歩いていると...
ふと疑問に思う..
祭壇の部屋に比べると...
この道はやけに明るい..
中に浮いてる赤い火が所々にあるけど...
地面はレンガの様な石の造りの道だ...
別に照明の様な物はないな...
窓も無いしな..
などと地面に座り込み調べてみる..
が..特に変わった所はないな..
すると...
道の奥の方で
チカチカ
微かかに光っている...!!
少しだが音も聞こえる.......
....
...
声...
人の声だ...!!
良かった..!!
人がいるのか!!
僕は立ち上がり微かに声のする方へ歩みを進めた...
.........
......
...
道を抜けると少し広い広場にでた
所々に柱が建っているが...
数本は折れて瓦礫と化している..
何かの遺跡だろうか...?
と周囲を確認していると..
遠くの方に人が2人居るのを確認した
2人とも髪の色は蒼い短髪だ...
目の色は明るい翠色をしている...
1人は少年で、
もう1人は少女だ...
兄妹か?
2人とも手には剣を持っている
見たことない形....
...?
見覚えはないが....
何となく知っている用な気がする...
いや....
それよりも彼等の周囲にいる生き物...
何だ...?
見たこともない生き物だ....
4~5匹程いるな..
次の瞬間....
少年の方が剣を振るった...
速い....
一瞬で間合いを詰めて
5~6回ほど見たこともない獣に斬りつけた...
凄い...
そして華麗だ....
まるで舞っているようだ...
そんな風に少年の闘いに魅了されていると....
「グルルルッ」
っと獣のうなり声...
液体が上ら下へ垂れている...
ヨダレだ...
恐る恐る顔を上げるとそこには黒々としたライオンの様な姿の獣が僕を見下ろしていた...
「こっこんばんわ~」
などと冗談を言いつつ全力でもと来た道に戻ろう...
って
「うわっ後ろにもいた!!」
後ろの獣は黒いが牙が長いサーベルタイガーみたいだ...
っと次の瞬間、
牙の長い獣が僕に飛びかかってきた!!!
食われる!!
「うわぁぁーー!!」