セブンソード~七聖剣物語~

っと叫んだ時だった....


獣と僕の前にさっきの蒼い髪の少年が割り込んできた!!


僕との距離は結構あったはずなのに!!


一瞬の出来事で何がなんだか分からない僕に彼が叫んだ!!


「ふせるんだ!!」


.....

...


はっ!!


僕はとっさに頭を庇い座り込んだ..!!


その時..


僕の目に入ったのは紫色の閃光だった...


ズバッザシュ.....


少年は変わった形の剣を薙ぎ払った..!!


ドスン..!!


音をたてて前にいた黒いライオンの姿をした獣が倒れた...


「くっ..避けられたか..!!」



と蒼い髪の少年が呟く...


少年の目線の先には黒々した牙の長い生き物が健在していた..!!


避けた?


今のを空中で....



僕に飛びかかってきた牙の長い生き物はこちらを鋭い目で見ていた...



ゾクッ...


な、何て目だ....


まるで刃物か何かで喉元を突き付けられてる感覚....


いや...


恐怖.......



そんな目で僕を見るなよ...



タタタタッ


左から足音...


蒼い髪の少女か走ってきた!!


「やあぁぁー!!」


スカッ



空振りした..

いや獣の方が避けたのか...


それにしても少女の斬撃は遅い...


僕の目が少年の斬撃になれたからか...?


獣の方はそのまま走り去り姿を晦ました...



たっ助かったのか?


僕はよろめきながら立ち上がった瞬間...


少女の方が近づいて来たかなり表情が険しい....


少女は軽くジャンプして僕めがけて...



バキ!!!!




おもいっきり右ストレートをきめられた....


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