おとぎの学園生徒会!
「・・・はあっ?絶対王制とかなんだよ!?」
茶髪の、いかにも不良そうな男子生徒が
叫んだ。
・・・2-Eの、佐久間 颯斗ね
「私の方針に、何か文句ある?」
「文句ある?じゃねえだろっ!!」
佐久間はすごく熱くなってる
それなら・・・
「それなら佐久間さん、
副会長をやってみませんか?」
「は、はあっ?!」
さすがの彼もびっくりしたみたい
「生徒会会長、直々の任命よ?
ありがたいと思いなさい!!!」
「・・・とんだ女王様だな」
「この学園の主導権は、今は
私にあるわ。異議のある者は手を挙げなさい!」
再び起きた沈黙・・・。
「佐久間さん、このあと生徒会室で
お会いしましょう」
まだ何か言いたそうな佐久間に
私はウィンクを送った