【短編】自意識過剰☆彼氏
「…好き…。俺、告白した時あんな言い方したけど…その前からずっと好きだったんだ…。」
「ほん…とに…?」
あなたの言葉に100%信じることが出来なかったあたしは確認した。
「…俺が彼氏だって自慢できるとか言ってたけど…本当は実菜が彼女だって自慢できるって言いたかったんだ。
でも言えなくて…気付いたら自意識過剰な発言しちゃってて…。」
そう言うあなたの顔はりんごのように赤かった。
「…そっか。気持ちだけ受け取っとくね。」
あたしの心の雨はやんだ。
外をふと見ると…雨があがり虹があった。
「いつか…言うから…。」
「…待ってるよ!」
あたしは虹を見ながら言った。
照れながら言うあなたはかわいくて…かっこよくて…
愛しく思えた…。
照れ隠しで自意識過剰なんて…ある意味すごいよ?
でもそんなあなたの姿を見られるのはあたしだけ。
まだあたしをほめてくれなくてもいいよ…。
だからもう少し見ていたいの。
…自意識過剰なあなたを…!
end
「ほん…とに…?」
あなたの言葉に100%信じることが出来なかったあたしは確認した。
「…俺が彼氏だって自慢できるとか言ってたけど…本当は実菜が彼女だって自慢できるって言いたかったんだ。
でも言えなくて…気付いたら自意識過剰な発言しちゃってて…。」
そう言うあなたの顔はりんごのように赤かった。
「…そっか。気持ちだけ受け取っとくね。」
あたしの心の雨はやんだ。
外をふと見ると…雨があがり虹があった。
「いつか…言うから…。」
「…待ってるよ!」
あたしは虹を見ながら言った。
照れながら言うあなたはかわいくて…かっこよくて…
愛しく思えた…。
照れ隠しで自意識過剰なんて…ある意味すごいよ?
でもそんなあなたの姿を見られるのはあたしだけ。
まだあたしをほめてくれなくてもいいよ…。
だからもう少し見ていたいの。
…自意識過剰なあなたを…!
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