ワガママ少女の恋愛模様
パクっ

飴を口に含むとイチゴの甘さが
口いっぱいに広がった。

「…お腹壊さないでよ~?」


「うん、はひほうふはほ!(大丈夫だよ)」

そう言って私はグーのポーズをした。


「…その自信はどこからくるのか…。
 全く、ゴミ貸しなさい。捨ててあげるから」


「ん!」

私は舞衣に向かって飴のゴミを差し出した。


そして、舞衣がそれを受け取ろうとした
瞬間…






< 11 / 23 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop