気まぐれ作品置き場
途端、ふっと眠気が襲ってくるが、今度はあの触手に会わないだろうと思った。


もしまたあっちの世界へ行っても、また俺の名を呼ぶ声が聞こえるはずだから。


皮肉なもんだな。



「能九さん、緑茶と玄米茶どちらがいいですか…………って、あれ。もう寝たんですか」



俺の名前を呼ぶ声はいつも、皮肉交じりのアイツの声なんだからよう……………



「ああそうだ、油性マジックどこだっけな…」






【作者コメント】


謎シリーズ第3弾です。

最近読み専まっしぐらなので、気まぐれ作品しか更新できないんですよね……

ああでも、能九のキャラは大体掴めたでしょうか。え?謎が深まった?

尚結構。だってこれは、謎シリーズなのですから。

すべての謎は、一作品として成り立ってから解決すると致しましょう。


それでは。

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