気まぐれ作品置き場
呆れ笑いをされてアタシも笑みを返す。


プルタブに手をかけてフタを開ければ、ぷしゅっという音が響いた。


ごくりと飲めば、あら美味しいじゃない。オレンジジュースも捨てたもんじゃないわねと変な口調で感想。


ただしチャンにはまた笑われた。



「にしてもお前、ほんとに何してたんだ?また殺すこと考えてたとか?」


「ポンピーン。さっすがただしチャン、分かってるーぅ」


「まじ?やったね」


「ではでは賞品として飲みかけジュースをあげましょう」


「飲みかけかよ」



馬鹿なやり取りをしてお互いに笑い合う。いやはや、やっぱただしチャン最高だわ。

< 16 / 145 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop