気まぐれ作品置き場
*
「いにゃああああああッッ!!!」
断末魔の一歩手前に近い叫び声の響く、小さな塔の2階。
ファミリーのボス・黒谷ミチルは大好きなユウから逃げまわっていた。
「無理ムリむうりいいーっ!絶対やだから!」
「ガキかお前はッ。いや、むしろ今時のガキの方が肝据わってっからな?!」
「そーゆう問題じゃないんですううー。つかっ痛いのムリ!」
「だああっからあああっ!お前のために痛み軽減するよう改良したっつってんだろっ!」
「うっ………それでも注射はやなんだようっ!」
「おまっ………もいっぺん言うが、ガキかよっ!」
すべてはそう、定期検査と言って血液採取しようとユウが注射器を取り出したことが原因だ。
いくら痛み感じぬゾンビでも、
「その尖った針でぶっ刺さすとか正気?!」
「いやお前普段から平気で人ぶっ刺してんだろ!つかそっちのがエグいよ?!」
トラウマには勝てぬのだ。
「いにゃああああああッッ!!!」
断末魔の一歩手前に近い叫び声の響く、小さな塔の2階。
ファミリーのボス・黒谷ミチルは大好きなユウから逃げまわっていた。
「無理ムリむうりいいーっ!絶対やだから!」
「ガキかお前はッ。いや、むしろ今時のガキの方が肝据わってっからな?!」
「そーゆう問題じゃないんですううー。つかっ痛いのムリ!」
「だああっからあああっ!お前のために痛み軽減するよう改良したっつってんだろっ!」
「うっ………それでも注射はやなんだようっ!」
「おまっ………もいっぺん言うが、ガキかよっ!」
すべてはそう、定期検査と言って血液採取しようとユウが注射器を取り出したことが原因だ。
いくら痛み感じぬゾンビでも、
「その尖った針でぶっ刺さすとか正気?!」
「いやお前普段から平気で人ぶっ刺してんだろ!つかそっちのがエグいよ?!」
トラウマには勝てぬのだ。