気まぐれ作品置き場
「まあまあ、落ち着こーって。茶でも飲んでさアー?

それとも、なに?野暮ったい話する程の、その程度の奴に成り下がったわーけ?」


「「……。」」



ミチルの言葉に渋々口を閉じる二人。

出された茶に口をつけた。



「………で、用件は?狂科学者」


「…………皮肉返しか?っと、そう睨むな白…………黒も無言の圧力はやめてくれ。わかったわかった、喧嘩はしないから」



口論あげいんの前にミチルが抑制剤となりにっこり黒笑いする。怖い恐い。



「そうだな、今日は新たな薬を開発したため持ってきたのだよ。後でファミリーが揃った時にお披露目するとしよう。それより……

ふぁあ、最近徹夜続きだったせいかな。なんだか、すごく…ねむ、い……んだ………」


「んう……なんだか俺も、ふぁあ…ねむく…………」



すやすや、眠り始めた二人を見つめミチルはにやり。



「せいこうナリー、あひゃっ、さてはて、どおんな効果があるのかねぇ」

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