気まぐれ作品置き場
「能九ちゃあーん、僕ちゃんそろそろ限界まっくす超えそうなのにょほほお~。だああからああっ、

そおおーろそろお、能九ちゃんでお腹満たしてもお、いいいいいいかあああんじじゃナアアアイイイっっ?」



地を蹴りバットを振り上げ俺を潰そうと、喰らおうとする餓鬼。



「こンの、クソガキが」



肉の千切れる音。
骨の軋む音。


ぜんぶがぜんぶ、ああ、気持ちわりいぐらい鮮明に聞こえちまう。

なんだって俺は、こんなにもイラナイものばかり持ってるんだ。



「ん、んぐっ、んきゅ、……ああ、能九ちゃんってばあ美味しすぎるっちゃばははほお~!」


「……。」





だから梅雨は嫌いなんだ



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