クレア
「へえ……。“アルナシス”って名前、嫌いなんだ? 吐き気がするんだ?」
口元をにやませ、クレアは反抗へと入る。
イリア――実名アルナシスは聞かないようにしているが、付き纏うクレアを無視するには、相当図太い神経が必要だった。
「仕方ないだろ……」



右側に結んだおだんごを揺らせながら、クレアはスキップで自室へと向かう。
先程の態度とは打って変わって、周囲に花が飛んでいても可笑しくないオーラが。
< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop