幼なじみ~それでも君が好き~

まぁ、記憶喪失だから仕方ねぇ……

って言われれば、それまでだけど……

なんか、ここまで覚えてないと、

俺の記憶力が全然ねぇみたいだな……。


「はぁ……」


俺が自分の記憶力にため息をついていると。


「た、健くん!ちょっと来て!!」


急に夏実に腕を引っ張られ、

廊下に連れ出された。


 
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