幼なじみ~それでも君が好き~

俺は告白したと同時に、

杏奈を抱きしめた。強く、強く。


「……えっ?ちょっ……海斗?」


「……杏奈?……おまえさ、

いつも健のことで泣いてただろ?

……でも俺は……そろそろ杏奈に

笑ってほしい。俺なら……絶対、

杏奈を笑わせる!!だから!!」


俺はギュッと、目をつぶった。


 
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