ありがとう。あなたのことは忘れません。
side 花






「ちょっと!花?なにかんがえてんの?
あんなに傷ついたのに、また男とき合う気?」




「そんなの、昔の話でしょ?」





「でも…花の傷つく姿もぉ見たくないんだよね…。」


「ありがと。優しいよ。やっぱり百だ!
本当にありがと。でも、私、文也くんとだったら、幸せになれる気がするんだ!」



「花…」



「ごめんね。でも、大丈夫だから!」


「うん…」





私は一年前、





人生最大のショックな出来事があった。







『お前なんか俺は本気じゃなかったんだよ!ブタ!どっかいけ!お前は下手くそなんだよ!キスも何もかも全部!お前は一生もてねー最悪女子だ!』






こう言われた。



初めての彼氏だったのに…。


すべてが初めてだったのに…。






それから、男性不信となり、

人と付き合うってことが怖くなった。





多分、百は


また、同じことになるのではないかと
心配しているのだろう。




そう言うところが



大好きなんだ。
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