ありがとう。あなたのことは忘れません。



それを、俺は約束した。




必ず、あいつを泣かせてしまうことは知っていたけど



俺は、泣かせないと、




浅田と、









約束した。







「うそっ、そこまで言うの?文也くん」



「わかったわ。自分が言ったことを
覚えて置いてくださいよ」




「あぁ。わかってる。」




悲しそうな顔。





花。俺が必ずお前を幸せにするからな。
< 21 / 36 >

この作品をシェア

pagetop