ありがとう。あなたのことは忘れません。
あれから、1ヶ月。
私は回復し、今普通に授業を受けている…
文也には未だに会えてない…。
どうしているのだろうか…。
電話もメールもしたけれど、
出てくれないし、
返事をくれない。
「花!一緒にご飯食べよ?」
「えっ!?もうお昼?」
「そうだょ?大丈夫?」
「うん!大丈夫!じゃ、行こっか!」
「うん!」
あれから、哲也くんとはすっごく仲良くなって、
くん 付はやめた。
「おーい!花~!」
「あー!哲也!どうしたー?」
お互い、呼び捨てにしようって。
俺が、文也の代わりになるから。
そう言ってくれた。
ただ、文也の代わりは誰にも務まらない。
会いたいな…。