偽りライフ
しかも、渚の腕にくっついてるし。

仲良くなれると思ったのに…。

嫌そうな顔して振りほどいた。

「痛いっ‼」

それは流石にひどいと思って、

「大丈夫?」

話しかけたら、

「気をつけて」

ボソっとつぶやかれて、

悲しい目をした美少女が去った。

私は悲しい目で見ていた。

あの人は違う気がする。
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