地味子と秘密
~昼休み~
女の子たちに
囲まれてる。
睨まれてるよね。
そうに決まってる。
いきなりこの学校の王子様と付き合ってるっていったのだから。
「若松さん、ちょっといい?」
女の子がいう。
「はい。なんですか?」
「あのね玲音がね放課後屋上に来てってゆってたよ?いってあげてね。」
女の子はフフッと笑う。
怪しい気がする。
でもあたしの秘密を村佐部くんは
知っているから行かなければ行けない。
でもなんで村佐部くんは直接いってくれなかったの?
そんなことばかり考えていると放課後になっていた。