何よりも甘く切なく
私の左側でモンブランを食べていた清華も、口元がやや引きつり気味。
「ムゥーーー!2人して私をイジメないでよーーーっ!」
怒って銀色のフォークを握りしめていると、クスクスと楽しそうな笑い声が横から飛んで来た。
「相変わらず仲良しだわね、アンタ等3人。うらやましいわぁ」
薄めの赤色のミディアムヘアーをキッチリ後ろでポニーテールにしているこの人の名前は、柳 ほのの《やなぎ ほのの》。
ほののちゃんは高校2年生で、容子のイトコ。
容子のお母さんのお姉さんの娘で、今私達3人がいる所は、ケーキカフェ「スポンジ」。
「ムゥーーー!2人して私をイジメないでよーーーっ!」
怒って銀色のフォークを握りしめていると、クスクスと楽しそうな笑い声が横から飛んで来た。
「相変わらず仲良しだわね、アンタ等3人。うらやましいわぁ」
薄めの赤色のミディアムヘアーをキッチリ後ろでポニーテールにしているこの人の名前は、柳 ほのの《やなぎ ほのの》。
ほののちゃんは高校2年生で、容子のイトコ。
容子のお母さんのお姉さんの娘で、今私達3人がいる所は、ケーキカフェ「スポンジ」。