何よりも甘く切なく
いきなりワケの分からない事を言い出したほののちゃんと清華に、私は戸惑った。


えっ?年下はやめといた方がいいってどういう事?いい男の子って爽やか君の事?


2人は何の事言ってるの?


「ウウ……考え過ぎて頭痛くなって来た」


幾ら考えても答えが分からず、糖分補給の為にオレンジジュースを飲み干す。


黙って話を聞いていた容子が、ちっちゃく笑った。


「まぁいいじゃん清華。須藤みたいなチャラチャラしたヤツよりはずっと」


「ええ!?容子は清華とほののちゃんが何言ってるのか分かったの!?」


ズ、ズルイ1人だけ!!
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