何よりも甘く切なく
自分だけ1人ポツンと置いてきぼりを食らわされるのが、小さい頃から苦手な私。


「容子ぉ、教えてよ~~~」


半泣きになって容子に尋ねるも、何も教えてくれない。


それ所かほののちゃんは「その男の子、きっと苦労するんでしょうね~~~」とか言って、他のお客さんのオーダーをとりに行ってしまった。


「もう考えるのやめよう………」


「その方がいいわね」


「鈍感で天然な胡々愛には、ちょっと難し過ぎたかしら」


この後清華のモンブランの栗を奪って食べたら、メッチャ怒られました。


「ごめんなさいぃ~~~~っ!!」
< 127 / 437 >

この作品をシェア

pagetop