何よりも甘く切なく
勝手に親友2人にプリプリ怒っていると、右側からちょっとだけ高い声が聞こえて来た。
「えっ?」
風に煽られる自分の長い黒髪を手で押さえながら、右を向く。
そこにはスケッチブックやペンケースを持った、爽やか君がいた。
「爽やか君!どうしたの?授業は?」
「あ、オレ3時間目美術なんです。今は各自自由にスケッチしてるから、ここに来たんですけど………」
爽やか君は、右手に持っていたスケッチブックを持ち上げる。
「先輩こそどうしてここに?先輩のクラスも授業美術なんですか?」
素朴な疑問をぶつけられた。
「えっ?」
風に煽られる自分の長い黒髪を手で押さえながら、右を向く。
そこにはスケッチブックやペンケースを持った、爽やか君がいた。
「爽やか君!どうしたの?授業は?」
「あ、オレ3時間目美術なんです。今は各自自由にスケッチしてるから、ここに来たんですけど………」
爽やか君は、右手に持っていたスケッチブックを持ち上げる。
「先輩こそどうしてここに?先輩のクラスも授業美術なんですか?」
素朴な疑問をぶつけられた。