何よりも甘く切なく
“だからコレ売ったら高く売れるかもなぁーーー”と、オレが戻した写真を手に取り、オレをチロチロと見るリエイ。


オレの頭の中には、甘木先輩のスマイルショットに群がる男達の映像が浮かんだ。


……嫌だ……そんなの絶対嫌だ。


そんな写真他の男の目に入ったら、ますます先輩のファン増えちまうじゃんかよ………っ!!


暫く頭を動かし、覚悟を決める。


「リエイ……その写真、くれ………//////」


オレが真っ赤になって右手を差し出すと、リエイはすんごい楽しそうに写真を渡して来たのだった。


覚えてろリエイーーーっ!!
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