何よりも甘く切なく
本来ならいつもは容子と清華と帰ったり、1人でのんび~~~りと帰宅するんだけど………


――――コンコン


「すみません。甘木先輩、部活終わりましたか……?」


「あっ、爽やか君!!」


ノックの音が聞こえたかと思ったら、家庭科室に爽やか君が姿を現した。


爽やか君と私は、図書室でお互いの想いを確かめ合った日から、つき合い出したの。


もちろん私は嬉しくて、直ぐ様容子と清華に報告。


『あーーー…これで胡々愛の面倒見てくれる人が増えたわ。良かった良かった』


『だけど年下って大丈夫かな?ちょっと心配だわ、私』
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